東京での1日

有給取って久しぶりに東京へ行ってきた。これまで東京は住み、働き、そして遊ぶ場所だった。ところが、田舎に引っ込んで仕事もリモートになったので、東京は遠い街となってしまった。そして、住み、帰る場所から行く、訪れる街となったのだ。そう、東京とは帰るのではなく行く街となったのだ。高速道路の遠く向こうに凛としてそびえ立つ富士山を見ながらそんな思いが心を過った。

東京訪問の一番目の目的は、会社に置きっぱなしになっている私物の引き取り。突然の在宅勤務突入だったので、残っている私物を取りに来るよう会社から指示がでた。約8カ月ぶりの会社自体に変化は無かったが、勤務している社員がどことなく疲れている感じがするのが気になった。

二番目の目的は会社の人たちとのランチ。生憎1名は都合がつかなくキャンセルとなってしまったので、ランチは元当社の社員と私の二人で、会社近くのイタリアンに行ってみた。久しぶりの再会に話が弾み、あっという間の1時間だった。

最後の目的が今年鎮座100年を迎えられた明治神宮ご拝礼。平日とは言え記念すべき100周年ということで、参拝客も多かった。改めて、日本人の天皇への特別の思いを痛感した。

全て目的を達成し家に着いたのは夜の8時。さて、これからアメリカ大統領選の結果を確認しよう。いずれにしても、とても充実した1日だった。