転換期のグローバリズム

在宅勤務だから会社の雰囲気を肌で感じることはできなくなってしまった。それでも、ビデオ会議システムを使った会議をすれば、それとはなしに社員の雰囲気というのはなんとなく伝わってくる。メールが届く時間帯や、返信の早さなどでも、どの人が忙しいとかなんとなくではあるが伝わってくるものだ。

私も土日完全に休めるなんてことは無いくらい、毎日仕事に追われている。給料が高いとはいえ、残業なし、休日勤務無しの人に比べて、自分が時給比較で勝っているのか定かでなくなってきた。増してや、週末遊べないことで発生する逸失利益なども金額換算して日給を計算したらどうなるのだろう。。寂しくなるからやめておこう

ただ、どうやら私より働き者の社員が社内にいるらしく、毎晩1時過ぎまで働いている人も結構いるらしい。この20年間KPIやら四半期報告やらグローバリズム的な発想で仕事が組まれ、それが達成できなければ会社を離れなくてなならなくなる環境を創り出している当社では、出来ませんと言えるような土壌がない。結果的に全社員が余裕がなくあり、ルサンチマンよろしく、どうせあたしは、俺はだめだからあいついじめておこうななどという展開になってしまう。

ついに、当社でもグローバリズムに弊害が目に見えてあちことで噴出しだしたようだ。イギリスもEUを抜け出した。会社も、社員にとって何が大事かを優先的に考えて欲しいものだ。