silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

予定調和と社会の進歩

今日は2件ほどの会議があった。当然ながらTeams使ったオンライン会議。参加者みんなでスクリーンで共有されたスライドを見ながら、進行役の方の説明を受ける。節目ごとに質疑応答を行い、予定終了時間までにAgendaを消化して無事終了。皆さん慣れたもので、トントン拍子に進み、時間が押して会議の目的が達成できなかったということは、ほとんどない。皆さん、勝手がわかってきたのか、すべてスムーズである。

リアル会議だとこうは行かなかった。直接顔を突き合わせた会議だと、どこか余計なことを話してもいいというか、別に盛り上がって時間が足りなくなったら、第2回をやればいいじゃないかという安易な発想があったと思う。ところがどういうわけか、オンラインだと相手の顔が見えない(カメラをオンにする人は少ない)せいか、オフラインの時ほど雑談をしたいと思わない。相手の表情が分からないから、自分の話がどの程度受けているか分からない。そうなるとどうしても笑い話など積極的にする気になれない。必然的に会議に集中することになり、時間内に会議が終わることに満足感を超えた、ある種優越感じみた気分を味わうようになる。

時間内に議論が完了するオフライン会議は生産性も上がり願ったりかなったり。オフラインの会議がなんて非効率だったことか。と、思いがちだが、話はそんなに単純では無い筈。というのも、オフライン会議には、オンラインには無く、かつ会社が前進する上で非常に大切なものがあった。それが予定不調和の出来事だ。人間、予期せぬことに遭遇し、それを解決することで成長していく。会社も同様で、会議中に飛び出した突飛なアイデアが、思わぬ利益を会社にもたらすことがある。オフラインで予定不調和を楽しめるようになれば、本物かもしれない。