X day has come

ついに緊急事態宣言発令の日が来た。東京都含めた7都府県が対象だとか。連日東京での感染者数が増加の一途をたどっていることや、3月決算の締め日が過ぎたことなどを考慮すれば、もう時間の問題だと思っていたので、驚きというよりは、やっと宣言されたかという感じ。2週間分程度の食料は備蓄済みなので、その点は安心だが、さてどの程度巣籠もり生活を余儀なくされることになるやら。。

そんな中、Newspicksの特集を見ていたら、危機のリーダーシップに関する特集を発見。一橋大学教授の寄稿だったが、とても勉強になる内容だった。危機において卓越したリーダーシップを発揮した歴史上の人物として、チャーチルとアイゼンハウアーを紹介していた。危機におけるリーダーは、共通善の目的を掲げメンバーと共有し、現場を直接訪れメンバーに共感することが大切など、全部で6つのスキルを紹介していた。

その中で特に印象に残ったのが、本質を物語化し、メンバーを一つにまとめ上げ、目的を達成するスキル。この物語化という言葉が私の琴線に触れた。そもそも言語化する能力を少しでも向上させたくこうしてブログを毎日書くことを決意したわけであり、そんな自分にとって考えを物語化する能力は心底欲しいスキルである。読み進めていく過程で知って驚いたのだが、チャーチルは戦後ノーベル文学賞を受賞するほどの文豪で、戦時中も演説の原稿は自分で書いていたとか。恐るべしである。

この記事を読んで、ますますブログを書き続ける活力が湧いてきた。自分の文章力は悲しいほど稚拙だが、逆に考えればそれだけ伸びしろがあるということ。増してや、優れたリーダーシップに物語力は必須スキルということが解った以上、俄然やる気が出てきた。まずは、昨日の自分と比較して向上することを目指そう。将来が楽しみだ。