郷土への恩返し

在宅勤務が本格したのが今年の３月半ば。新型コロナウィルスが猛威を振るうヨーロッパに本社があるということもあり、日本社とは比較にならないほど迅速に在宅勤務の環境が整った。それから２ヵ月も経ってからふと思った。髪型気にする必要ないんじゃね？

平日は在宅勤務、週末も不要不急の外出控えるようにとの政府のお達しを受け、従来のヒッキー精神に拍車がかかった。一国の首相が頭を下げて人に会わないでくれと言わたら、自信を持って引きこもりを楽しめる。増してはお金を払ってまでして理容院へ行く必要がどこにあろうか？そう思ったら善は急げとばかりに、隣駅の散髪屋に行って丸坊主にした。これが我ながら似合っていて、丁度これから暑い盛りというじきだったので、手入れも楽ですっかり気に入った。

あれから半年経過。流石に伸びてきた来たので、近くの散髪屋に髪を切りに行ってきた。田舎なので都会と比較して物価が安いのは理解できてはいるが、流石に調髪（顔そりつき）で1,500円には驚いた。人気店の割りには人手が足らず、待たされること１時間。それでも担当者の地元弁丸出しの温かいトーンで繰り出される地元故のほっこり実話には癒された。

折角東京から戻って住み着いたわけだし、何かしら恩返ししたい。みんながWinWinになれるうような、そんなことをしてみたい。