ネットと本屋さん

連休2日目は地元に帰って幼馴染みと旧交を深めた。とは言え、彼は私と同様高校卒業後田舎を離れ、現在東京に暮らしている。年に数回もう1人の在京の同郷仲間と飲み会をするのだが、今回はその集いを地元で開催したわけである。

在宅勤務が始まってから本を読む時間が出来たおかげで、今迄知らなかった政治経済に関する新たな情報を入手出来たのだが、その中には、仮にそれらが正しければ、日本はかなり危険な状況に陥っている訳であり、そんなこんなで勝手にストレスを溜めていた。

このタイミングで、政治経済に詳しい友人に会えたのはとても有益だった。話は武漢ウィルスの発生源からMMT、新自由主義の罪など広範囲に渡ったが、流石に知識の豊かな友人は、ありとあらゆる質問に彼なりの見立てを教授してくれた。こちらは最近になって得た知識が殆どだというのに、友人は以前から知っていたようで何でも回答してくれる。その見識の豊かさに脱帽である。

そんな中、テレビは情報が偏るから見ない私に苦言を呈された。曰く、ネットニュースに固執すると自分の興味のある分野のことしか入手しなくなるから、それはそれで偏った情報しか入らなくなる。その点テレビは内容はさておき、つけておけば意外な情報が得られるので、見識を広げることが出来ると。なるほどそれはその通りだ。言ってみれば、テレビには本屋で思わぬ有益な本に出会うような効能があるのだ。勉強になった。