silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

田舎のある有難み

昨日は誕生日ということで、このところ連絡の途絶えていた友人からもお祝いメッセージを頂いた。返信の中で、田舎、要は生まれ故郷で誕生日を迎えられる幸せについてコメントしたころ、その友人には田舎は存在しないので羨ましいとの返信をいただいた。

田舎=生まれたところとは限らないのがポイントであり、私のように生まれたところが北関東の田舎であるものにとって、郷里というのは東京という自分が数十年身を置いた都会とは真逆の世界で、視線を上げればそこには青い空と白い雲が当たり前のように広々と広がり、小学生が列をなして日の丸の掲揚される学校へ向かう姿が目に入る。周りには田畑が広がり、場所によっては地平線まで見えそうな一面田園風景を一望できるようなそんな土地である。

年に数回帰省することはあっても、滞在時間はせいぜい2,3日程度だったので、ここまで生まれ故郷について再考することは無かったが、こうして住みだしてみると、その豊かさにただただ恐れ入る。また、このような風景を目にすると、次世代になんとかしてこの豊かな暮らしをバトンタッチさせてあげたいと自然に思うようになる。国家観があるから住んでいる土地を大事にする面もあるだろうけど、やはりこうした自然を目の当たりにするからこそ、国家について考えやすくなるような気がする。共同体の存続。まさに向こう5年が正念場になりそうだ。