故郷で迎える誕生日

今日は55回目の誕生日。19歳で東京に出てから殆ど実家に戻ることはなかったので、記憶にないくらい久しぶりに故郷で迎える誕生日となった。数少ない友人からお祝いメッセージをいただいた。少ない分有難く感じる。

一方家内からはメッセージは届かず、まぁ、具合も悪いだろうから夕方位にメールでも届くかななんて思いながら仕事をしているとインターフォンが鳴った。またNHKの集金係かと思ってモニターを覗くと、段ボール箱を手にした宅急便屋さんの姿。もしやと思って対応してみると、なんと家内からの誕生日プレゼントだった。体調がいい筈ないのに、こんな気の利いたことしてくれるとは。。。やはり家族からの心遣いはまた格別である。ましてや、闘病中の身であることを考えるとなおさらである。

プレゼントはスパークリングワインなど飲食物が多かったが、何故か蝋燭と燭台が入っていたのが彼女らしいと思った。早速夜蝋燭を使ってみたが、一人でやってもムードが出ないし、気が付いたら寝てしまっていた。

将来のことを考えると不安もある筈だったが、今の日本は正に国難を迎えている。そんな状況だから、良い悪いは置いておいて、自分のことで悩んでいる暇がない状態。日本人として立派に生きて行くためにももっと学ばねばいけない。