若い人こそ怒っている

明日は月に1度の読書会。テーマはこれで3回目となる現代貨幣理論。流石に明日で最後になると思うし、提供するネタもほぼ出尽くしたので、明日はみんなの意見を聞くことを主眼にしようと思っていた。とはいえ、尺は50分あるので、万一意見が出なかったら、それはそれで痛い展開になることが目に見えている。そう考えると、なにかMMTについてのネタを追加で用意していた方がいいのだろうか。。。

そんな中、たまたま昨夜YouTubeで三橋先生の動画を見ていたら、小野盛司先生という方が発表されているマクロ計量経済モデルによる経済シュミレーションの特集をやっていた。小野先生が出演されていて、当該モデル（ノーベル経済学賞受賞者からのお墨付き取得済み）を使って特別定額給付金を支給した場合や消費税減税を行った場合の経済への影響分析結果を説明されていた。

シュミレーション結果は、案の定というか驚くべきというか、ともに実施したほうが経済には好影響で金利も上がらずとうことで、やらない手はないという結果だった。これはいいネタが仕込めたということで、早速明日の読書会資料に追加して本部のみんなに明日の予告として伝えたところ、若い社員（とはいえ3人のお子さん持ち）から”絶対に財政出動すべき。でも今までの間違いを認めるわけにはいかないから政権交代までは無理かな”等、明日の読書会を待たずして意見が飛び込んできた。

これまでのデフレは正に人災。そう思って怒り心頭なのは、政治への関心が薄いと思われがちな実は若い世代なのかもしれない。明日の読書会が楽しみだ。