長引く在宅勤務への不安

今日は第4金曜日。自分が主催している社内読書会の開催日だ。今回のテーマは、前回に続き現代貨幣理論（MMT)。前回の集いでMMTの主要概念と平成30年、特に後半20年がどれだけ経済沈下が進んだかを説明したので、今日は、実際の日本経済の推移や日本政府の借金の内容をデータをもとに見ながら、MMT理論の妥当性を検証することにした。

いつもつかみで何かしらネタを用意するのだが、今回は、地方に引っ越したばかりということで、ベランダから撮影した写真をTeams上で共有し、自然豊かな環境についてプチ自慢することにした。みんな地方に引っ越したことに驚いていたが、話はそこから長引く在宅勤務への不安へ移った。

自分を含めた俗に言うベテラン社員は、自分で判断して仕事を進めるだけの能力があるので、在宅勤務でも大きな問題は抱えない。ただ、それはある意味貯金を食いつぶしているようなもので、自分が成長できるかということになると話は別だ。ましてや若い人達なんて、食いつぶせるだけの貯金もないから、どうしても仕事をスムーズに進めるのは難しくなる。

そんな話を共有できたのが、今日の読書会の一番の収穫だったと思う。若くて業務経験の乏しい社員にとって、この在宅勤務は本当に酷だと思う。これも企んでいるグループが必ずいるのだと思う。そう考えると、ますます負けたくないと強く思う。