silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

愛国者

台風がどの程度接近するかちょっと気になったが、朝起きてみたれば、普通の曇り空。朝ごはん食べるころには薄日が差してきた。実家の父は昨夜の電話でかなり心配していたが、どうやら杞憂だったようだ。お昼くらいには暑いくらいの日差しに見舞われ、昨日の気温差に驚かされた。

仕事もひと段落したので、今日も昨日に続き、余計なことを心配せずに、朝から読書に専念できた。午前中は、伊藤先生が上梓された作品の中から、タレーランとドゴールに関する部分を拝読。二人とも名前は聞いたことあるものの、具体的になにをしたのか知らなかったので、とても勉強になった。

タレーランが、素行の悪い司祭であったこととか、ドゴールはドイツ軍に信仰された際にあっさり?イギリスに亡命したこととか、二人にとってはマイナスな話もあるが、その一方で、二人とも誰よりもフランス国家にとっての利益を一番に考えて国策を考えたところは、とても感銘を受けた。

戦争に勝つことが必ずしも戦後の国益を保証するものではないというドゴールの考え方は、外交政策の醍醐味を語っていると思う。日本にもそのような考えを持った政治家の出現が待ち遠しい。