silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

家族とのつながり

COVID-19 の勢力は止まず、異常事態宣言が全国に発令となった。5月6日までの措置のようだが、果たしてそれですむのか怪しいところである。一歩気を許せば医療崩壊を招くわけだから、感染防止に全力で努めるのが人間として当然の責務だと思う。ただ、やり過ぎれば経済活動が停止して会社の倒産を招く。そうなれば失業者があふれ自殺者が出れば、新型コロナウィルスによる死者は抑えたけど、多くの方が自ら命を絶つことになったなどという痛ましいシナリオにもなり兼ねないわけで、社会エンジニアリングと呼ぶみたいけど、この辺のかじ取りは本当に難しいと思う。

そんな中、いつも通り朝のウォーキングに向かおうと着替えていると携帯が鳴った。この時間に電話かけてくるなんて、お嫁さんか父親くらいだ。そう思ってスマホを手に取ると、珍しく地元で建設会社を営む兄からだった。聞けば、大手建設会社に勤める息子(私にとって甥)の職場で新型コロナウィルスに感染した社員が死亡したとのこと。そんなこんなで私を心配して電話してきたというわけである。

兄のことは、週一で電話している実家の父との会話を通じて多少の情報は得ているものの、とにかくやたら仕事が忙しく、風邪をひいているにもかかわらず出社しているとのことで、そんなに無理して新型コロナウィルスにかかったら大変だと二人して心配していたところだった。電話の声は確かに風邪声だったが、本人曰く花粉症とのこと。クラスターの温床はピンサロに違いないから、決して遊びに行かないよう忠告しておいた。還暦直前でその元気もなさそうだったが。

普段ほとんどつながりはないけど、こういった危機の時に連絡をもらうと、やはり家族ってありがたいと思う。そして、一緒には住めていないが、お嫁さんがいることも、どこか自分の心を豊かにしてくれているような気はする。やはり、家族は有難い。