酷暑は続く

今日も朝から強い日差しが窓から注ぎ込む。ニュースを見れば、今日も猛暑日で所によっては40度を超えるらしく、外出は控えるようにという注意まで出ている有様。コロナ禍で聞き飽きた感のある外出自粛要請。ついに猛暑まで外出を邪魔するとは。ここ数年は家での読書が崇高の喜びと化している私にとっては、さして苦になる話ではないが、どことなく、人類のこれまでの行いに対する堪忍袋の緒が切れた神様が、ここ数年愛の鞭を地上にくらわせているような印象のここ数年。

新型コロナウィルはおそらく人工のものだろうが、いずれにせよ、私自身が体験したことの無いような歴史的転換期に差し掛かっているような気がする。さはさりとて、一個人に何が出来るわけでもないので、とりあえず仕事をしっかりやって、歴史に関する本を読んで、歴史的に今と同じような状況で何が起こったのかを勉強しておくことも大切かと思う。恐らく、未曽有の大恐慌が来ることになるだろうから、財産が払底するようなことが無いよう、株はあらかじめ流動資産に変えておくようにするなど、必要なことは早めにやっておこうと思う。こればかりは無策の策で乗り切れるとは思えない。

さて、来月には長年住んできた東京を卒業し実家のそばに移り住む予定。経済的なことを考慮して引っ越しを考え出したのだが、将来的な東京の生活に光明を見いだせないという思いが日々強くなってきたこともあり、正しい選択だと思っている。コロナ禍で友人達と会うこともできなくなり、おまけに東京を離れるとなると、ますます会う機会はなくなるだろう。でもいつか、みんなとの邂逅を楽しめる日が来ることを切に祈っている。