激動の7月幕を閉じる

今日が、会社の戦略計画資料とりまとめの締め切りだった。中身はほぼ出来あがり、あとは資料の肝となるExectutive Summaryを残すのみというところまでこぎつけたのが昨日の夜。今日は朝からSummaryに取り掛かり正午までに完成させる予定。

そんなことを考えながら昨夜床に就いたせいか、久しぶりに怖い夢を見た。アメリカのステルス戦闘機に追われ兵隊に撃たれそうになったり、会社のみんなで訪れたデパートから帰り際に迷子になり、頼りにしていたGoogle Mapが機能せず路頭に迷いそうになったりとか。IT 機器に対する依存度が高まっていることを危惧していることが夢に出てきたようで、目覚めはあまり気分の良いものではなかった。

とはいえ、締め切りまであと数時間となった以上、マイナスな気分を引きずる余裕はない。朝食を済ませ、軽めの内容のメールへの返事を出してからは、一気に業務に取りかかった。50ページ近いスライドに渡るプレゼン資料で言いたいことを2ページ以内に要約する、いわゆるメッセージの結晶化という作業だ。一番の醍醐味である一方、普段脳死状態の自分が苦手とし、だからこそ一番伸びしろを感じる作業である。

いきなりパワポに文章を書こうとせず、伝えたいことをメモ書きして、それらのピースをどの順番で、どうつなげて、如何に文字数を短くしてまとめるか。コツは頭ではわかるが、トレーニング不足は明らか。結局似たような言い回しのコピペに頼らざるを得なかった面はあるものの、なんとか正午までに文章を完成することができた。スペルチェックを済ませて上司にメールして時計を見ると11時45分。内容の評価は上長に任せるとして、自分としてはまだまだ不出来な部分はどこなのかが分かる。実はそこが一番の収穫かもしれない。まぁ、沽券にかかわるようなミスはしていないはずだし、良しとしよう。明日は土曜日。そして梅雨明けも時間の問題のようだ。