言葉と文化

待ち遠しかった週末がやっと訪れてくれたものの、今回も1日中仕事だった。先週同様会議の議事録作成の時間を平日取れず、週末に対応せざるを得なかった。会議は録音してあるので、英語をなんとか聞き取って文字を起こすだけの作業だが、内容がよく分からないところは何度も聞き直すことになるので、結構手間がかかり、1日かけてやっと目標の半分を完成させるので精一杯。自動的に明日も仕事することが決定してしまった。

作業中にフランス人の上司からメールが入った。どうやら彼も仕事が残っており、今日も働いているようだ。仲間がいるのは心強い。あまり良い状況ではないが。。フランス人の上司は英語もネイティブ並みに話し、日本語検定1級の持ち主ということで、並外れた言語能力を持っている。羨ましいと思いつつ、自分は英語より日本語をきちんと話して書ける人間になりたいという思いが正直強いと思う。

パソコンの普及により文字を書く機会が減ったこと、業務で作成する資料は基本的に英語ということで、日本語の語彙力、そしてなんといっても要約力のレベルが低く、我ながら悲しくなることが多い。

言霊という言葉がある通り、言葉には思いが宿るということで、言葉は文化の象徴だと思う。それを忘れてしまっては日本人にあらず。英語は食べていける程度でいいから（それも十分できていないが）日本語の読み書きを毎晩やろう。