silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

故郷も売られる

仕事も落ち着いたいので、今日は数週間ぶりに仕事をせずにすむ平和な土曜日となった。最近届いたが忙しくて読みたいのに読めなかった堤未果さんの作品『日本が売られる』を読み始めた。

規制緩和の名のもと、日本人の生活の基本となる分野に外資が虎視眈々と参入を狙っている、あるいはすでに参入したことを知って、これはえらいことになる、10年もしたら日本は私の幼少期に見た日本とは別の国になってしまうのではという不安感に襲われた。

特に水道事業に至っては、既にフランス企業がいくつかの地方自治体と提携してビジネスを開始しているのだが、その地方自治体の一つに、私の生まれ故郷の隣の市が含まれていることを知り絶句した。あの、お人好しの塊にような故郷の人々のことだから、フランス企業に好きなようにやられてしまうのは目に見えている。どうせコンセッション方式で、下水道等インフラに問題が起こってところで、その辺は自治体側の責任という取り決めになっているのだろう。自治体のHPをチェックしたら、民間(どの会社は明記せず)と連携して水道事業を行うが、向こう10年は値上げする予定は無いなどのありがちなことが記載されていた。どうせ頃合いを見て願えするつもりだろう。

こんなことが身近で起こっているとは知らなかった。種子法といい、このままではやられ放しだ。だが、このまま好き放題にさせるわけにはいかない。そのためにも勉強して理論武装はしておこう。それが国を守る第一歩だ。