九州豪雨

一昨日から九州地方を襲った前線は長いこと停滞するらしく、甚大な被害をもたらしているようだ。大宰府在住の先輩家族のことが気になり朝からメールを入れてみた。やはり雨の勢いはすごいらしい。少々驚いたのが、たしか定年になったはずなのに、今日も出社しているということ。嘱託なのだら、そこまで律義に働かなくてもよさそうなものだが。。休んだら？と聞いたら、自分の代わりに社長にメール入れてくれだって。もう辞めて20年経つが、相変わらず融通が利かないようだ。

今回の大きな被害を受けた熊本県球磨川沿いには、以前ダム建設の話があったが、その土地にある重要文化財を守るという意見があって、結局ダム建設をしないで災害対策を行うという決断がされたらしい。難しい決断だったと思うが、その決断がされてから10年以上が経っているようで、この間、代替案が実施されていなかったというのは残念な話だ。

この話、他人事には思えない。というのも、昨年の集中豪雨で、地元の河川が決壊し、かなりの被害を受けた。そのせいで同窓会も中止となってしまった。その程度の話はいいのだが、問題は、市が河川氾濫への対策予算を十分使っていたのかという点である。恐らく我が故郷も緊縮財政を余儀なくされ、その辺に十分な手当てをしていなかったのではないだろうか？

しっかりしたインフラあっての国土。県債でもなんでも発行して借金していいから、公共事業オファーして安全な街づくりを進めて欲しい。それが景気回復にもつながるのだから。。。