国富

土曜日だというのに朝から仕事。毎年この時期はいつも忙しく、今日は木曜日の会議の議事録作成。3時間にわたる英語による会議の文字お越し。内容も専門的な部分になると日本語で言われても分からないような事態になるので、予想通り時間がかかる。お昼ご飯食べ終えた時点でも、目標の30％程度しか終わっていない。決して嫌いな仕事ではないし、ためになる部分も多いので作業自体に嫌悪感はないのだけど、流石に土曜日にこれだけの時間を奪われるのは嬉しくない。

週末の楽しみは、YouTubueやネットの記事で様々なことを勉強することなのだけど、それが出来ないのが残念。年も年だけに、新しいことを知った時の喜びはもっと知りたいという欲につながりつつ、こんな事すら知らずに50年以上生きてきたことに対する情けなさも感じるわけで、とにもかくにも時間が欲しい。

仕事の合間を縫って三橋先生の番組で経済を勉強。その中で国富についての勉強することができた。国富の定義は生産資産、非生産資産（土地、漁場、そして資源）、それから対外純資産の合計なのだそうだ。その中で一番大切なのは生産資産とのこと。要はインフラを主とする生産手段であり、ほとんどは先代の日本人が築いてきてくれたものである。

民営化、緊縮財政、合理性重視等など。それらのお陰で日本国内での技術の伝承は途切れはじめ、10年もしたらインフラ立て直しも覚束ない国に転落してしまいそうで怖い。今からでも遅くないから、少しでも国富に役立てることをしよう。取り急ぎ、建設業界で働く兄を尊敬するところから始めようかな。