文章を書く時間を作らねば

会社の戦略計画の一部をドラフトせねばならず、パワーポイントの下書きを始めた。新型コロナウィルスによる緊急事態宣言解除間近の週末だというのに、なんともさえないことをしていると思われるかもしれないが、当の本人は至って平気。というよりむしろ楽しみにしていたくらいだ。なにせ、平日のように集中を邪魔されることもなく、一人もの思いにふけることができる。疲れれば横になって仮眠もあり。これ以上業務可能にしてくれる環境はない。

いきなりパワーポイントを開いてドラフト作ることがいかに非効率かを十分理解しているので、まずはストーリーを文書化するところから始める。いつもなら見覚えのある文章をコピペして、それをベースに加筆修正加え文章を作っていくのだが、それでは自分の文章力は改善しない。そこで、自分の考えたことをまっさらのワードに自分の言葉で書くところから始めた。

開始5分で気が付いた。自分の考えがまったくまとまっていない。いや、正確にはストーリーライン作成のために集めたネタの内容を理解できていないのだ。だから言語化出来ないのだ。ある程度予想はしていたものの、ここまで書けない、いや理解していないとは。。それでいて提出期限は変わらない。。。

期限に遅れるわけにはいかないので、結局いつものように見本になるようなレポートをWeb検索して見つけ出し、その言い回しを真似る形で文章を作成。それでも悔しいから少しはオリジナルの言い方を入れるようにするが、やはり時間がかかるのでギブアップ。なんとか時間内にそれっぽい文章を作成することができた。満足感ゼロとまでは言わないが、今年の目標としている言語化力アップはまたまたお預けだ。なんとか普段の仕事をうまいこと片付けて、自分の言葉で物事を表現するためのトレーニングを積まねば。仕事が終わってたまたま見た志の輔師匠の落語を見て、この思いはより強くなった。話のうまい人は格好いい。。。