高級車試乗

妻が車を買い替えたいと言い出し、次なる車の希望を聞けばメルセデス。初めて車を購入した3年間のことを思い出した。どの車がいいのかあれやこれやと話し合い、最終的には格好良さと安全性を兼ね備えたXVに決めた。ただ、その時、この女性はいつかメルセデスになることになるだろうなぁという漠然とした予感を覚えたことを。

あれから3年。乗りたい車を聞いたら案の定メルセデスと言ってきた。とりあえず、彼女が買いという車種を確認し、試乗してみた。彼女曰く、俺が乗る必要ないとのことであったが、まぁ、車好きの自分としては、高級車を運転する絶好の機会であるから、これを逃す手はない。早速近くのディーラーに試乗予約を入れ、お店に向かった。

愛車BMWの325i所有して9年経過。BMW愛車精神は変わらないが、最新の車動向を確認すること自体、それはそれで重要なこと。ましてや相手がメルセデスとなれば心も踊る。というわけで、ウキワクでGLCというSUVを試乗してみた。これがまた目から鱗のオンパレード。まずはアイドリングストップ車でエコ気分を味わい、低速での高トルクを体感。停車中にブレーキを強く踏み込めばサイドブレーキがかかり、アクセル踏めばサイドブレーキが自動解除。なんて便利なんだろう。SUVとあって視界も良好でサンルーフもお洒落。気分あげあげの20分試乗だった。

高級車に乗って思ったのが、やはり、高いものは良い。？良いものはやはり高いというのが正しい表現かな。値段に見合った性能と安全性は提供してくれていると思う。妻にも自信をもって進められる商品だと思う。一方、面白いことに、自分はお金を出してまで欲しいと思わなかった。いや、正確にいえば、もうちょっとやそっとの車では、乗る気にならない自分に気づいた。運転の時間を読書や仕事に充てたいから、もう車は卒業したいと思った。Newspicksの高級車特集を見て思ったけど、もし次に乗ろうと思う車があるとしたら、間違いなくPORSCHE！ということで、死ぬまでにPORCHEを買おう！また楽しみが一つ増えた（笑）