今のあなたに丁度いい

良きにつけ悪しきにつけ、何か変わったことが身に降りかかる時に思い出す言葉がある。『ちょうどいい、今のあなたに丁度いい』お釈迦様のありがたいお言葉である。困難がやってきときは、一体自分の何が原因でこんなことが自分に降りかかってきたのかを考えることにより、不思議と事象を客観的に考えらえる。相手のせいにしたり、天のせいにしたりしなくてすむ。

ただ、使い方を間違えると自省的になり過ぎて、建設的なものの見方が出来なるから要注意。自分に落ち度があったせいでこうなったのだ。すべて自分が未熟なせいでこんなことになったんだ。そう思うことは一見謙虚そうで良いが、落ち込んでばかりでは何も産まれない。分析した結果を行動に移せなければ、反省しても何の意味もないのである。

今回、ひょっとするとあるいみとばっちりの形で、自分の仕事量が増えそうな状況になってきた。以前も仕事量が増えすぎて精神的なダメージを受けてギブアップ宣言したことがあった。それを契機にもう必要以上に働くのはやめようと決めた。降格も決まり、もう今後Overworkの危機にさらされることはないと思ったが、そうは問屋が許してくれそうにない。

『丁度いい、今のあなたに丁度いい』お釈迦様のお言葉によれば、今回のことも自分が引き寄せているわけである。自分が仕事好きだから仕事を引き寄せいているのか？それは自分の仕事ではないときっぱり言えない性格的な弱さに起因しているのか。せっかくの機会だ。何がそうさせているのか考えてみよう。そしていい方向へ持っていくようにしてみよう。