silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

じっと手をみる難しさ

昨日の雨空と打って変わり、今日は朝から清々しい大空が広がった。こうなれば朝のウォーキングも俄然やる気が出る。幾分風があったのでいつもより1枚多く着込んで家を出た。ちょっと肌寒い感じが却って爽快感を演出してくれ、気分よく神社へと向かう。

昨日も風が強かったが、そのこととの因果関係はさておき、今朝はいつもより多めの空缶を道端で発見した。3つほど拾って自販機隣の空缶用ごみ箱に入れようと思ったら、既に一杯であふれかけている状態。GWのため回収されなかったのか、はたまた新型コロナウィルスの影響で回収がストップしているのか。とりあえず無理くりスペース作って空缶を押し込み、神社へと向かった。

いつものようにお参りを済ませ、青空に映える新緑の若葉に目をやる。ストレス発散に森林浴がお勧めとはよく聞くが、確かにこうして若葉を眺めていると、気分が癒されてくるのが分かる。何かこう自分の心が澄んで行くのがよくわかる。ところが、そう思ったのもつかの間、頭の中はすでに仕事のことで埋め尽くされ始めた。若葉を見ているようで仕事のことを考え始めているから、実際には若葉が目に入っていない状態。何かを純粋に見つめるのは意外と難しい。

石川啄木が詠んだ詩に「じっと手を見る」という一節があったと思うが、単に何かを見つめるって意外と難しい。瞑想中に雑念が浮かんで呼吸に集中できないのと一緒だ。こんな素敵な若葉が目の前に広がっているのに、心の目がそれらを見つめられていないとは、なんて勿体ないことだろう。少しでも仕事含めた雑念を取り払い、素直に自然を堪能できるようになりたい。