silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

立って、歩いて、そして走ろう

ここ数年、自分の弱点として気づきながらも改善できなかった要約力。やった改善する方法が見つかったような気がする。あくまでHowの話であり、どこまで効果的か不明だが、なんとなく続ければ行けそうな予感を抱かせてくれている。

改善策のヒントになったのが、とある元コンサルの方のブログで目にした、「書かれない思考は思考ではない」というフレーズ。要は、頭の中でなんとなく言語化できたつもりになっていても、実際に文章に落とし込めないものは思考化できていない。つまり分かったつもりになったいるにすぎず、本当は理解できていないということだ。そのブログは、要約力の高め方をテーマにしていたのだが、要約までのステップは3段階あり、1番目が自分の言いたいことを考える(立つ)、その次の第2段階が長文でいいから自分の考えを書く、そして最後の第3段階が短く書くというものである。

薄々感じていたが、確かに文章化できないときは、自分でも自分の考えにもかかわらず、100%理解できていないケースが多い。そんな経験をしているだけでに、読んでいてとても共感を覚えた。そこで、早速この要領でやってみた。まずは、何かしら人に伝えたいような考えが出てきたら、まずは書いてみる。しかしながら、この第1段階で愕然とさせられることになった。なんと、文章化できないのだ。正確言うと、正しい日本語で表現する能力が無いのである。文章にしてみると、極めて幼稚な語彙とどこか自信のない文法で作られた悲しいくらい貧相な文章になってします。

どうやら、自分は立つことさえ出来ないのだ。この気づきは、ショックを通り越し、どこか心地よい敗北感を味合わせてくれた。そう、この位自分は国語力が無いのだ。そこで、早速、考えを文章化する以前のステップ0として、良質の文章を書いて真似るという作業をやってみた。『時宜を得た判断』、『安心、健康、そして地域の福利向上』等、普段使っていない表現を目にすると、片っ端から紙に書き写してみた。要は写経である。面白いもので、これらの表現を覚えることができると自信が芽生え、いつかこれらの表現を使ってみようと思う。そう考えると何故かとても気分が高揚してくる。こんな具合で、0段階の真似るをどんどんやってみようと思う。1か月後が楽しみ。