silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

母の日

母が他界して、、9年。?いや、あれは平成22年だったような。となると、今年で10年になるのかな。去年10回忌なんてやったっけ?うーん、覚えていない。今度父親に聞いてみよう。

母は、1年半程の闘病生活を経て他界したのが、入院した時に、ほぼコミュニケーション力を失っていたので、殆ど毎週のように見舞いに行ったが、病床での会話なんて5回もなかったような。回復見込みのない母を、毎週東京から片道3時間近くかけて見舞いに行くのはなんとも張り合いが無かった。それでいて見舞いに行かなければ、それはそれで心配になるので、結局往復6時間かけて見舞いに行っていた。月曜から土曜日は仕事、日曜日はお見舞いという生活を1年半続けたので、他界されたときは、母には申し訳ないが、やり切った感と母がこれ以上苦しまなくてよくなったという安堵感の方が強く、悲しみはそれほどなかった。

母を失ってからとても嫌いになったものがある。そう、母の日である。毎年5月になるとメディアはここぞとばかりに母にプレゼントをなどとまくし立てる。プレゼントあげたくても、もうその人はいないんだ。放っといてくれと内心つぶやいていた。

それから数年して、自分も人並みに結婚した。お蔭で、血は繋がらないとは言え、母を持つことができた。初めて会ってからもう20年近く経つのだが、本当に気持ちのまっすぐな人で、話すのがとても楽しい。あの潔さには学ぶところが多い。義理の母のお陰で、今日の母の日も気分よく迎えることができた。電話で話した時、弱音が増えたような気がしてちょっと心配だったが、人生まだまだこれから。天国に召された母の分まで元気に長生きしていただきたい。今日の素敵な母の日にしてくださり、ありがとうございます。