silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

若者の熱

昨ざ日とは打って変わって快晴に恵まれた朝。朝食と室内エクササイズを済ませると、迷わずウォーキングで氏神様の祀られる近所の神社へと向かった。前回は調子に乗って長居しすぎて、危うく始業時間に間に合わないところだった。おまけにシャワーを浴びてから薄着で仕事をしたせいで風邪をひきそうになる始末。レッスンラーンとばかりに、今日は早めに家を出た。小銭を切らしていたので、お賽銭をケチってしまい、罰があたったらどうしようなんて思いながらお参りを済ませて帰ろうとすると、偶然お参りに来られていた年配の方に挨拶をされた。何度もお参りしているが、挨拶をされたのは初めてだったので、うれしくなった。その方は、60過ぎと思しき男性で、とても柔和な笑顔の持ち主だった。私もあと10年したら、あんな余裕のある表情の持ち主になりたいと思わせてくれるような、そんな素敵な男性だった。

在宅業務を終え、晩御飯を済ませてネットでニュースを見ていると、スマホの画面にメッセージが表示された。Newspicksのお気に入り番組がもうすぐ始まるとのこと。今日のトピックは、『アイデアを世に問う』で、ソニーがスポンサーとなって、3組の若者のアイデアの実用化をサポートし、最優秀プレゼンターには賞金と事業化までのサポートが与えられる。今日はその優勝者発表の日である。若い人がどんなプレゼンをするのか楽しみである。1時間半の番組なので大分時間を取られるが、絶対見る価値はあると思ったので、迷わず番組にアクセスした。

3組のプレゼンは、どれも個性豊かで見ごたえがあった。もちろん、私が会社でするプレゼンなんて足元にも及ばないレベルなのは当たり前である。最年長者でさえ23歳なのだから、若者恐るべしである。あるグループのプレゼンに至っては、言ってることの半分くらいしか理解できなかった。ただ、それはゲストコメンテーターにとっても状況は同じだったようで、年配の人間が理解できないくらいの発想の方が、アイデアとしては価値があるというコメントに我が意を得たりの気分だった。

優勝は、絵本を作ることによって対話を促進し、他者を理解できる社会を築くことに寄与するというコンセプトのプレゼンターのものとなった。まだ女子高生である。彼女のみならず、3組全員の持つ熱量がPCの画面越しに伝わり、とてもいい影響をいただいた。人を惹きつける熱量が、物事を成し遂げるのには必要不可欠。私も熱量を失なわずに日々精進したいと思う。