頼ってもらえる嬉しさ

Ambeba TVで堀江貴文さんと若手起業家の対談を企画。Youtubeに番組がアップされていたの見てみた。堀江さんが若者に対して丁寧な言葉で話していたのが印象に残ったが、コメントの中で有益だったのは、人は誰かに頼られるのはうれしいもの。一方、日本の教育は、人に頼ることは悪いことであると教えており、それは非常に問題だという話である。

ひと昔前と状況は変わり、好きなことをやるのに資金がなくても、現代はクラウドファンディング等を通じて比較的容易に資金が集められる時代である。にも拘わらず、見ず知らずの人からお金を借りるのは道徳的に問題であると思う人が多いせいか、資金不足を理由に、企業を断念する人が多いらしい。

確かに、自分も人に頼られるのは好きな割に、自分が人に頼るのはとても苦手である。頼るといつかそれ以上のものを返さないといけないと思ってしまう、あるいは、借りがあるとその人の注文なら何でも聞かないといけないと思ってしまう、そもそも迷惑をかけることをするのは気が引ける等などあり、なんとか自分のみの力で解決しようとしてしまう。もっと根っこにあるのは、人に頼る際には、自分を知ってもらう必要があるから当然自分を曝け出すことになる。それって、豆腐メンタルの持ち主の私には最も苦手なことである。

ただ、幸せになるためには、他人とのつながりってとても大切だと思う。その際、大切なのは自分を包み隠さないこと。苦手だけど、勇気を出してやってみようと思う。