小さな抵抗

今日は朝から澄み切った青空に恵まれたものの、この土地冬の名物西風が朝から幅を利かせ、かなり冷える一日となった。ただ、午前中は出かける用事もなかったので、ぽかぽかの自室でコーヒーすすりながら読書という至福の時間を過ごすことができた。

昨日自宅に帰ってきてから気づいた愛車のパワーウィンドウ問題。リアの右ウィンドウが完全に閉まらないという悲しい状況をディーラーに相談したところ、どうやら頻発している事例のようで、修理には５万円ほどかかるらしい。痛い出費であるが、人生の恩人と言っても過言ではない愛車。修理しないという選択肢はない。後はどうやって資金を捻出するかだ。。

午後は念願のぬか床仕込み初挑戦を実現すべく、スーパーとホームセンターを梯子し、必要商品を購入。帰宅するやいなや、ネットで見つけたレシピーを頼りに仕込みに取り掛かった。いきなりぬかの１kgと1Lが必ずしも同じでないという現実を突きつけられ、大きめの保存容器を購入したことに安堵。なんとか見様見真似で完成。後はこれから毎日ぬか床をまぜながら、待つこと２週間。お正月明けには記念すべきぬか漬け第一号を食することができる。

世間がデジタル、高生産性、疎に向かう中、どこかアナログでどこか非効率の漬物づくりに取り組むことは、我ながら話にもならないレベルとは思うが、アナログで生産性が低いものでも、日本人として忘れてはいけないものは維持しようという私ながらの小さな抵抗だと思う。まだまだマニュアルを楽しませていただく時間はある筈。