新型コロナウィルスが教えてくれる自分に正直に生きる大切さ

ネットを開けば相変わらず話題は新型コロナウィルスに関係するニュースばかり。ＮＹは非常事態宣言、イタリアでも一部の街を閉鎖等など。政府が言っていたここから1、2週間が山場というあの2週間を明日で迎えることになるのだが、世界的には感染拡大が進んでいる印象である。先日のＩＯＣのコメントとは裏腹に、このままでは東京オリンピック開催も危ういのではと思えてくる。

さて、現在進行形の新型コロナウィルス対策という事で、勤務先の会社は在宅勤務を強化してくれて、可能な限り在宅勤務を促してくれる。やむなく出社の場合は、満員電車を避けれるように時差出勤を奨励するとともにやコアタイムの調整を行ってくれている。お蔭で週3日は家で働き、残り2日間も朝の通勤ラッシュの憂き目に遭わずに済み、今回の騒動に巻き込まれている人々にとっては申し訳ないくらい、平和に生きている。

昔から自然には叶わないと言われて育ってきた世代なので、昨年の台風はじめ、自然の驚異に晒されたときは、なるようにしかならいと開き直るほうだし、それで何か自分に不幸が生じるなら、それも自業自得というやつで、自分が蒔いた種なんだと思って、感謝して刈り取らせていただこうと思うようにしている。

今回の新型コロナウィルスの件にしても、自分を含めた日本人にとって大切なものな何かを再考させていただくいい機会なのではと思う。在宅勤務で思ったけど、今迄あの満員電車に1時間以上拘束される生活を続けていたけれど、それは本当にベストの選択だったのだろうか？マスクやトイレットペーパー等、あって当たり前のように感じていた製品にどこまで感謝して使っていたのだろうか？今の状況が続けば、次は食べ物の備蓄さえ本気で検討する必要が出てくるかもしれない。そんなことを考えると、改めて自分にとって大切なものを考えるいい機会を神様よりいただいた、そんなことに思いを馳せる日曜日だった。