オイルショックの再来？

今日もCOVID-19 の影響で在宅勤務。自宅で会社のサーバーに接続して作業をしていると携帯が鳴った。着信番号をみると離れて住んでいるお嫁さんの名前が表示されている。在宅勤務のことは伝えてあったが、昼間に電話がかかってくるとなると、何かあったのではと嫌な予感を抱きつつ電話に出ると、品薄状態となっているトイレットペーパーの話だった。彼女の住む安曇野でもトイレットペーパーは買占めに合っているようで、スーパーを4軒はしごしてやっと入手できたとのこと。当分品薄状態は続くだろうから、早めに買っておいたほうがいいとのアドバイス。そんなことで電話してきたのかと思いつつ、心配してわざわざ電話をよこしてくれるなんてありがたいと思った。

しかしながら、今回のトイレットペーパー品薄騒ぎ。コロナウィルスとどんな関係があるのかさぱり分からない。鼻をかみ過ぎてティッシュがなくなる？おなかを壊してトイレのお世話になりすぎてトイレットペーパーがなくなる？いやぁ、やっぱり無理がある。まぁ察するに、最初は面白半分でトイレットペーパーやティッシュが無くなるというデマをSNS上で流したら、それを信じて、あるいは不安を覚えた人達がスーパーに言って多めに商品を買った。そんな人が続々と出てくる一方、メーカーは今回の騒ぎは一過性に過ぎないと判断しているから、安易に増産なんてできない。結果的にデマが真実になってしまい、本当に商品がなくなってしまったということなんだろう。

自分はこれらの商品をさほど使わないタイプだし、なくなったらそれこそおしりも手で洗ってもいいかと思える人間だから大した危機感もないが、赤ん坊がいたり、ペットを飼っていると紙の需要が高いだろうから、本当に不安になるだろう。

ただ、マスクの買占めでも思ったけど、そんなことすると、必要とする人に必要なものが届かなくなることは自明のことだから、もっと理性のある行動をとってもらいたいと思う。日本人は、いつの世でも相手を大事に思っている。そんな国民だと思われたい。