silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

国の借金と消費税

仕事の関係で、マクロ環境の情報を集めることがあるのだが、外資系ということもあるせいか、経営陣が興味を持つトピックの一つが日本の抱える借金。関連情報をググれば、目につく記事は地方公共団体の借金と合わせて1,000兆円超えだとか、対GDP比で200%越えでOECD諸国でもワーストクラスでこのままだと財政破綻するとかなんとか。一人当たりの借金は900万円を超え、こんな借金を次世代に残すなんてあまりにも無責任。ならば消費税増税も国の存続のためには致し方ないか。。。

一方、どうしても腑に落ちないことがある。国がお金を借りている。当然貸し手がいるわけで、調べてみると最大の貸し手は日銀で約50%を占めている。残りは民間企業の43%、残りが外国人。つまり、債権者の93%は日本人なのである。要は、私たちは日本国にお金を貸してあげているわけである。それでいて、なぜこんな悲観ムードにさらされねばならないのだろうか。国家に金貸してあげる財力があること自体、誇らしく思っていいのではないか。

さはさりとて、国が借金返せなくて財政破綻したらどうするのかなんて言う人もいるだろうが、外国人にお金借りているなら、外国通貨で返さなきゃいけないから問題も出てくるだろうが、全額自国通貨で借りているのだから、借金返済が難しくなれば日銀に紙幣発行してもらってそれで返せばいいのにと思う。ハイパーインフレが怖いとかいうけど、そんなのデフレが克服できてから悩めばいいってもんだ。そんなことより、この借金返済のために、消費税増税するなんて本末転倒。貸し手の好意を仇で返そうってわけだから、性悪にも程があるってもんだ、日本政府さん。

ただ、こんなことは百も承知で政府はやっているような気がして、そちらのほうが心配になってきた。消費税増税も実は外圧でやらされているのでは。そうでもして日本の国力を衰退させたい勢力がいて、どうしても彼らに叶わない現実があるのだとしたら。そんなことを考え出したら、急に脱力感に襲われた。とはいえ、所詮、自分のような小市民がとやかく言っても現実は変わらず。それなら、こうしてブログを綴れる幸せにまずは感謝。うん、これがまずは基本でしょ。幸せでいたいなら、感謝だよね。