silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

朋有遠方より来る

学生時代の友達が勤務先のインドから一時帰国ということで、当時の仲間数人で集まって夕方から酒を酌み交わした。集まったの主賓の彼プラス、当時の飲み仲間女性2人の合わせて4人。知り合ったのが大学時代だから、かれこれ30数年の付き合いになる。 最年長者は今年還暦を迎えるとあり、さすがに当時に比べれば酒量は衰え、話の中身も気づけば病気の話に流れていく。そうはさせじと、なんとか別の話題に持っていこうとする。そのかじ取りが愉快だった。

近況報告で驚いたのが、その中の女性が数日前にお祖母ちゃんになったとのこと。授かり婚らしいが、かわいい女の子のお孫さんに恵まれたとのこと。なんともめでたい話。以前なら、同世代の友人に孫が出来たなんて聞くと、自分も更けたような複雑な気持ちが少し心によぎったものだが、今はそんなことより、ただただ喜ばしく感じる。新しい生命の誕生。自分には味わえないことを経験している人達を立派に感じる。

ただ、難しいものだと思ったのが、親戚との付き合いである。お祖母ちゃんになったその女性によれば、義理の息子の親子関係はかなりユニークなようで、いまだに親子でライングループ形成して毎日ラインをしているとのこと。おまけに、結婚式の新郎の親の挨拶の際に、義理の息子の父親は、息子の素晴らしい点を数多と読み上げ、隣で母親は泣いて話を聞いていたとのこと。うーん、どこまで親ばか一家というか、過保護というか。

先方の親との付き合い方について考えると気が重くなると言っていたけど。いずれにせよ、もう子供夫婦は立派な人の親。もう自分たちの人生を歩んでいくしかない。余計な邪魔が入らないよう見守っていくのが親の務めと言っていたが、まさにその通り。修羅場と化すような状況となれば、普段存在感を示していない彼女の旦那さんが登場して解決してくれるのでは?なんて言ってみたら、彼女曰く、自分もそう思うけど、娘に言わせれば、それだけは避けたいシナリオとのこと。男親というものはなんとも報われない生き物だと思う夜だった。