信こそ基本の基

野村克也さんが亡くなって数日。今日が出棺だったみたい。テレビを持ち合わせない自分は、野村さん関連のニュースをスマホでチェック。何せ数が多いのですべて目を通すわけではないが、改めてあの方の人間的な偉大さを思い知らされる。あれほど人から感謝されるなんて、野村さんは天国行き間違いなしだろう。努力を通じて培ったものを、惜しみなく知り合った人々に教え込む。徳を積むというのはこういう事なんだろうなと思う。

そんな野村さんの映像をYoutubeで見ていると、彼が人生においていかに”信”が大切かという話をしていた。信頼、信用、等など。信がなければ人生始まらない。人から信頼されるような人間にならなくてはいけない。確かに幸せな人生を送るなら、やはり人から信用されるような人間になることが大切だと思う。特に、仕事の世界では、他人から信頼されなければ仕事は任せてもらえない。俗にいう信用残高をいかに早く増やすかが、出世のカギとなる。

ただ、困ったことに、この信頼残高というものは、貯めるのは非常に難しいものの、失うことはとっても簡単。ふとしたことをきっかけに一気に失うことがある。これだから、人間に驕りは厳禁。うまくいってもいかなくても、生かされていることに感謝してお陰様でありがとうの精神で生きることが肝要なのだと思う。

他人より偉くなりたいとか、高い名誉を手にしたいと思う人もいるだろうけど、自分は日々手にすることに心から感謝し、人々の信頼に応えれらるような、そんな人でありたいと思う。