幸せはひとそれぞれ

幸せになりたいと願っていると思わぬアクシデントに襲われることがある。そうなって初めて今迄の生活が幸せであったことに気づく。それは、自分が棲んでいる海をいつか見たいと願っていた魚が、釣り針に食いついて吊り上げられた時に、念願の海を見れたものの、直後に人間の餌食になってしまう悲劇のようなものである。

釣り針を用意したのは神様。ひとえに海を見たいとう魚の希望を叶えてあげたいと思っただけのこと。心優しい神様の計らい。ただ、結局最後は悲劇が待ち構えている。

そんな悲劇を避けるには、一瞬一瞬を幸せだなぁと感じて生きることが大切なのだと思う。今現在幸せなら幸せを望む必要もなく、それならアクシデントにも見舞われないはず。

先日書いたように、時間は未来から流れてくる。素敵な現在を過ごしたいなら、幸せな自分の姿を未来に投げておくことが大切。いずれ幸せになるヒントが流れてくるから、それを拾って行動を起こせば幸せでいられる。そう考えると、やはり人の幸せは人それぞれ。ただ、大切なことは、どんなことが起きようと、それは自分が未来へ投げたお願いが具現化されたもの。だから、感謝して受け取めて行動しようと思う。それが幸せでいられるコツのような気がする。