silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

New Normalと国防

新型コロナウィルスが一段落した後、世界は一体どのような方向に進んでいくのだろうか?少なくとも以前の形態に戻るとは思えず、デジタル化が加速し、在宅勤務が当たり前になっていくのだろう。

世の中の価値観の多様化も進むと言われるが、現実にはその逆で、SDGの精神に反するような意見は肩身の狭い思いをすることになり、いずれ隅に追いやられ無視されてしまうのだろう。リベラリズムが幅を利かすのだろうが、彼らの問題点は自分の話は一方的に押し付けながら他人の話には耳を貸さないところであり、レベラル(=自由な)の真逆で極めて不自由な世界が待っているような気がする。

世界の株式市場の過熱ぶりが示すように、新型コロナウィルスは持つ者と持たざる者の経済的格差を加速させた。アフターコロナの世界でも、以前と同じ、いやそれ以上に豊かな生活を送れそうな人間は、来る世界に胸を躍らせているようだ。出社する必要が無い世界では、会社の場所なんて気にする必要がなく、自分のクラス住環境のみ気にすればよい。なんなら国家する気にしなくて済むような世界が来るなどと話す人々もいるくらいだ。

ただ、そこで忘れてならないもの、それが国防である。在宅勤務やらVRやらなんでも楽しめるのは、その大前提として、その国家が国防上安全だということである。そして食糧安保も確保していなければ国家として成り立たない。アフターコロナを語るのもいいが、どうやったら主権を回復し、国を守るかを議論するのかも同じくらい早くすべきである。

老人と失言

またまた森元首相失言。待ってましたとばかりにマスコミが食いつき世間で拡散が始まった。そのスピード、そしてバッシングの強度は通常のそれとは一線を画しているような印象だ。何せ欧州の日本大使館の女性大使館員がまとまってSNSで非難をしている。他国のことはやはりその国の国民でなければ分からないこともあるわけで、どうもこういった内政干渉を何の躊躇いもなく行える人の思考回路は理解しがたいところがある。

おまけに、元首相の発言内容を前後も含めて読んでみると、一概に女性蔑視と判断できるものではなく、少なくとも女性委員は立派な方が多く、欠員が生じたら次も女性委員にしようと思っているという、男性からすれば男性差別じゃないかと僻みたくなるようなことまでおっしゃっている。それでなくても、がんと闘いながら無報酬で働いているわけで、ひと昔前なら、うっかりあんなこと言っちゃったみたいけど、爺さん頑張ってるねぇくらいで済んだ話だと思う。それが今ではこんな蜂の巣をつついたような状況になるなんて、寂しい国家になったと思わざるを得ない。

東京オリンピックパラリンピックを無きものにしたい人による水面下での活動も影響しているのかもしれないが、自国が日に日に荒んでいく姿は見ていて痛ましくて残念だ。少しでも盛り返したい。

4連休

今週木曜日は建国記念の日でお休み。せっかく溜まった有給を使わない手はないということで、金曜日に有給申請したら見事に承認してもらえた。これでめでたく4連休決定したので、今週は3日しか働かなくて済む。もちろん、休みの日も何かしら仕事関連のことをやることにはなるが、少なくもと本を読むことに時間が費やせるので、また至福の時を楽しめる。ありがたいことだ。

読みたい本としては、購入後なかなか読む時間を割くことができずフラストレーションが溜まっている天皇国史。竹田先生の力作ということで、とっとと読み進んでいきたいのだが、なかなかまとまった時間がさけず足踏み状態。久々に少々長めの休みが取れるので、少しは読み進めようかと思う。

一方、久しぶりに亡くなった西部先生の動画を拝見したのをきっかけに、ファシスタたらんとした者を読んでみたくなった。先生がおっしゃっていた常識という言葉の重みをひしひしと感じる年齢になった。今の世があまりにも常識とかけ離れたところで動いているようで怖い。

いずれにしても久々の4連休。有意義に使いたいと思う。

野菜作り

新型コロナウィルスの影響で生活スタイルがすっかり変わり、人と会う機会がめっきり減った。以前から巣籠もり派なので、アウトドア趣向の人に比べれば、さほど影響はないけれど、それでも会社に行かないという暮らしはそれなりに影響がある。もちろん、朝の陽ざしを浴びながら野鳥に囲まれてウォーキングを楽しむことができるし、通勤に必要な時間と体力を他のことに当てることが出来る。仕事が終わった時間が帰宅時間という、以前では想像もできなかったような、正にどこでもドアが仕事においては実現しているのである。50代半ばを過ぎた自分には感謝してもしきれないほど有難い環境だ。

一方、リアルで会う人間が実家の親兄弟という生活が続くと、どこか日々の生活に現実感がなくなってくる。フェイクなのはニュースどころか、人生そのもののような気がしてまう。ハラリ氏のサピエンス全史ではないが、まさに人生そのものがフィクションのような思いが募ってくる。

そんな思いを払しょくしたい、そして現代人とは言え所詮動物だということを忘れないために、実家の空いた土地を貸してもらい、野菜を作ることにした。まずは土起こしからだが、季節風の落ち着く3月末には開始したい。どんな心的変化が起きるか楽しみである。

特攻隊

昨日同僚の外国人に、日本は大東亜戦争で負けてしまってから変わってしまったのではないかと言われたことがやたら心に残った。会社のことを忘れて話せるなら、いろんなことを聞いてみたいと思った。

彼女は日本人の旦那さんを持つ2人の可愛いお子さんを育てる兼業主婦。きっと、旦那さんからそう言った話を聞いているのかもしれない。それから、何といっても彼女はインド人だから、八紘一宇の精神に基づき、欧米列強に支配されたアジア諸国の開放のために一緒に戦った日本兵の話なども聞いているのだろう。

彼女の指摘の中で面白いと思ったのが、戦争に負けて弱くなってしまった日本人の心の中に、自分自身気づいていないかもしれないが、まだまだ戦う意思は残っているのではないかという意見である。東京裁判史観による洗脳ですっかり自信を無くした日本人だが、いざとなればファイティングポーズをとるだけの気概は残っているということだろうか。

先日ネットの番組で、特攻隊に関する映画を作成された映画監督が、特攻隊に関する非常に興味深い話をされていた。それは、出撃が言い渡された直後、神社でお参りをしていた特攻隊員に、教官がうっかり何をお祈りしていたのかを聞いてしまったそうだ。すると、答えは、家族の無事でも、天皇陛下のことでもない。必ず敵艦に命中できますようにというお願いだったそうだ。

私達の生命には、この方達と同じDNAを引き継いでいるのだ。すんなり負けるわけにはいかないのだ。

楽しい世代間Gap

今日は月に一度の読書会。ランチタイムに希望者のみ募って参加するオンライン形式で楽しむ1時間弱のお遊び会議。取り上げる本を決めるのは主催者である私の特権であるが、説明するのに手ぶらとはいかず、面白そうな部分を選んでスライドにまとめ、それに沿った形で会を進めていく。途中で質問を投げたりして意見を聞いているうちにあっという間に時間となる。参加者の中には私より20歳以上年下の人もいれば、日本語ペラペラの外国人いたりと、多様性に富んでいるので、意見を聞くのはとても参考になる。

今回取り上げたのは、コンサルの代名詞ともいわれる大前研一氏が監修したリーダーシップに関する本だ。その中で、そもそも有能と言われるリーダーには共通の性格などなく、ありのままの自分でいることが、有能なリーダーになる第一歩だという著者の言葉に雷に打たれたような衝撃を受けたという話をしたところ、読書会参加者の多くの人たちは驚いた様子もなく、その通りだと思うと言たのに、逆にこちらが驚いた。

また、著者曰く、日本人は自己達成感が主な動機になる一方、西洋人は人に認められたり人に影響を与えることが動機になることが多いという話を紹介したところ、一人の外国人が、日本人は本当は他人に影響を与えることを動機とするが、戦争に負けてから、その思いを表に出すことを控えるようになったと思われると言われたのにははっとした。GHQ支配が残した負の遺産は、外国人からすると一目瞭然なのかもしれない。大変勉強になる読書会だった。

ニュースにならない日本

中国が海警法なるものを改定して、自国領土に脅威を与える外部勢力に対して武力行使を可能にするようにした。施行は2月1日からだから、尖閣諸島でいつ武力行使されても不思議ではない。独断で武力を使えるようにして、文句あるなら出てこいというわけだから困ったものだ。出て行けば核兵器を持ってない日本などひとたまりもない。まったく困った隣人だ。

その中国は、軍事力では米国を凌駕するのは時間の問題で、今でも東アジアで衝突したら米国は中国に勝てないと思う。今や月面から表面の物質を持って帰って来れるような技術を有し、量子コンピューターでは、富岳で6億年かかる計算を200秒で完了してしまうプロトタイプの製造に成功したとか。これでサイバーセキュリティーの覇権は中国のものになるかもしれない。覇権と言えば、金融の世界ではデジタル人民元の開発が進んでいるようで、来年中国で開催される冬のオリンピックの頃には小規模でも実用化させる予定だとか。。。

こうしてみると、自分のニュースの拾い方にも偏向があるかもしれないが、前向きなニュースはたいてい中国ががらみだ。それに引き換え日本の明るいニュースは見つけるのが難しい。

発展衰退国なんて呼ばれないよう、政府にはもっと自国第一主義の政策をして欲しい。