silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

初心忘るべからず

YouTubeの討論番組を見ていたら、自民党議員の方が、自民党の使命なるものを紹介していた。1955年の自民党結党の際に作成されたものであるが、惚れ惚れするような見事な内容だった。

戦後10年という時期だから、米国による占領が一区切りついた時期であるとともに、占領政策の効き目が陰に陽に表れてきた頃かと思われる。改めてウェブサイトに開示されている党の使命を読んでみると、当時において既に愛国精神や主権国家としての自立精神は失われていたようで、その原因はひとえに占領政策にあると断言している。その誤った政策により弱体化の道を進もうとしている日本国を正しい方向へ導くために自民党を結党するというわけである。

あれから65年の歳月が過ぎた。そして日本は弱体化どころかもはや発展途上国に向けて坂道を転げ落ちるようなスピードで邁進しそうな状況だ。そして、その先導役が自民党だ。もう呆れてものが言えない。どうしてここまで変われるものか。常識的に考えて、どの面下げて自民党の下でこんな国家滅亡政策を打てるものか。

初心を忘れるのは結構。それは人間なのだから仕方に無い。ただし、その場合はとっとと自民党を出て行って欲しい。これ以上人を騙すことは道徳的に許されないはずだ。