silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

アントニオ グラムシ

フランクリン ルーズベルト大統領というかその取り巻きが社会主義者だったとか、近衛文麿共産主義者を内閣に取り込んで日本を大東亜戦争に向かわせ国家を破滅に追い込み、天皇を追いやろうとしたこととか、反日勢力の恐ろしいまでの日本社会への浸透ぶりなど、このところともすれば左翼に関する話に目が向いている。

そんな中、イタリア共産党党首アントニオ グラムシの話はかなり衝撃的だった。グラムシ第二次世界大戦時代の共産主義者で、ムッソリーニにより投獄され、獄中に大量の文書を書き上げ、獄中生活の影響で体を壊し、出所後亡くなった。確か45歳くらいで亡くなったらしく、それが一層彼のカリスマ性を強化したらしい。

彼はソ連亡命時代にスターリンのやり方を見て、上からの圧政による共産主義は、中産階級が多数派である西側社会では成就しないことを見抜き、資本主義者と労働者階級とい単純な二極ではなく、男性対女性、富裕者層対貧困層、白人対黒人などありとあらゆる対立を、文化レベルから煽り、社会を分断することで、国家転覆を唱えたところである。

彼は共産革命は一朝一夕にできるものではなく、何十年という期間を通して文化を寝食することで唱えると言っている点にも唸らされた。正に、それが現代社会のあちこちで起こっていることであり、日本社会はその最たるものだろう。ソ連崩壊で共産主義は死んだと思ったが、社会に蔓延った共産主義はしたたかに日本社会を滅亡に向かわせている。毅然として臨まねばならない。