マニュアル車欲しい

雲一つない日曜日。こんな見事な青空はいつ以来だったろうか。目論見通りとはいえ、バイクで近場を走るにはこの上ない天気となった。東京に暮らしていたころと違って、実家の父とバイクで走りたいと思えば、数日前に電話で連絡。当日も予定の15分前に家を出るだけで実家到着。以前なら一泊二日のイベントだったのに。。。

齢85となる父とのツーリング。そう何度も出来ることではないので、可能な限り出かけようと思うが、そう遠出するわけにもいかず、片道30分程度走って地元の美味しいお蕎麦を食べて戻ってくるというのが王道。今日もそのパターンで楽しむことにした。天ざるが魅力のお蕎麦屋さんに寄ったところ、日曜日にお昼ということもあって満員。天ざるにありつくまでに1時間もかかってしまった。それでも、待っただけの甲斐はあり、地元の野菜をふんだんに使った天婦羅に舌鼓を鳴らした。

ただ、今日のメインイベントはその帰り道に待っていた。父親が懇意にしているバイクマニアの方の家に帰りがけにお邪魔することになった。アポなしの訪問だったが、その方は私たちを歓迎してくれた。自慢の？ガレージに行ってびっくり。ヤマハRZ250などそうそうたるバイクのコレクションは以前お目にかかっていたのだが、なんとABARTHの124spiderなるコンバーチブルがそこにあった。

なにやら限定製造最後の1台とのことで購入しちゃったそうである。これがとにかく格好いいい。ホイールにはサソリマークが幅を利かせている。当然マニュアル。フェラーリのエンジンにも使われているそうで、エンジン音がまた渋い。すっかり魅了されてしまった。物欲は全くないのだが、唯一の例外が車。久しぶりにマニュアル車が欲しくなった。