分断の予兆？

昨日に引き続き、快晴に恵まれた月曜日。朝一で経営会議でのプレゼンが予定されていたので、昨日夜に続き、今朝も本番前に3度ほどリハを行って本番へ。途中でマイクがミュートになってしまうハプニングにも襲われたが、なんとか承認を取り付けることができた。原稿まで作って、準備万端で臨んでも、やはり予期せぬことは起こるもの。その予定不調和が仕事、ひいては人生の醍醐味であり、成長の糧となるのが面白いところだ。

10時前には一仕事終わったので、在宅勤務の特権を活かして洗濯をしながら簡単な業務を済ませたらあっという間にランチタイム。昨日仕込んだカレーを平らげ、午後の業務に取り掛かった。あまりにも強い日差しに誘われベランダに出て思いついた。そうだ、公園へ行こう。

会議の予定も入ってないし、外で事務作業するのにこれほど適した季節もそうないはずと思い、PC一式及びおやつを持っていつもの公園に出かけた。公園に近づくとなにやらかわいらしい音色が聞こえてきた。近づいてみるとオカリナだった。乳母車のようなものに向かって吹いているので、てっきり赤ちゃんでもあやしているのかと思ったら、ただのキャリーケースだった。とはいえ、なんとも牧歌的で得した気分になった。

仕事を始めて周りを見回してみると、大きめの荷物を置いて横になっている男性、女性それぞれ1名が視界に飛び込んできた。失礼だが、お世辞にも清潔感があるとは言えない身なり。ひょっとするとホームレスに近い状態なのかもしれない。自分が子供の頃にももちろん乞食と呼ばれる人たちがいた。右や左の旦那様なんて言って子供の頃意味も分からずふざけ合っていたのを思い出した。

貧富の格差が広がり過ぎて、もう実質国の体をなさなくなりつつあるアメリカ。日本もその点は追随して欲しくはない。日本はみんなで助け合う共助の国であり続けて欲しい。