同級生

地元に引っ越して3週間が経過した。もともと荷物も少なかったので、引っ越し自体の負荷が少なかったうえに、都内の暮らしと比べて圧倒的にストレスが少ない環境のお陰で、精神的にとても満ち足りた日々を送ることができている。

基本的に食費と書籍費程度しか使っていないような毎日だが、ネットもあるので貧しさ故に卑屈になるようなことはない。読書を通じて知識が増えると、嬉しい反面、今迄の自分の無知ぶりを痛感するので、もっと知りたくなる。知りたくなるから読書やネットでの情報収集に時間を割くからあっという間に一日が過ぎていく。なんで眠くなるんだろう、時間が勿体ないなどと思うようになる。お金を使っている暇がないのだ。

そんな日々が続いているが、せっかく地元に戻ったのだからという事で、中学時代の同級生に連絡を取ってみた。友人は結婚して子供はいないので、旦那さんと2人暮らしのようだった。話すのは5年ぶりくらいだろうか。中学卒業してから実際に話すのは10回位だったかな。それでもちょっと話すと、不思議と当時の感覚に即戻っていく。

普段殆ど人と話すことがないので、電話を切ったあと、逆に一抹の寂しさみたいなものを感じた。やはり、人は自分以外の人と接しないとどこか幸せになれないような気がする。まっ、とにかく、今後も人との出会いを大事にしたい。