silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

急いては国を亡ぼす

今日は有給休暇を取って、自動車のナンバープレート交換の手続きに地元陸運局に行ってきた。東京から引っ越してきたので、それに伴っての作業だが、ナンバープレートを交換しなかったからと言って、罰則はないい。それでもあえて休みをとってまでやろうと思ったのは、ひとえにコロナ対策である。

というのも、我が地元では、東京ナンバーに対する偏見(メディアに焚きつけられた感が強い)が強く、気楽に東京ナンバーの車で飲食店へ迎えるような状況ではない。人にもよるが、東京人=コロナウィルスを撒き散らす極悪人とみなす人が未だに多いのだ。

そんなわけで、地元陸運局について手続きを始めていきなり躓いた。自信をもって提出した車庫証明書は、警察署への車庫証明発行依頼書であって、車庫証明書ではないとのこと。やってしまった、そう思い、急ぎ地元警察署へ向かって手続きをすべく、書庫証明発行依頼書を提出すると、書き損じの箇所に訂正印の押印が必要とのこと。そんな時のためにと思って用意したハンコを出そう灯ったら、なんと不動産管理会社の押印が必要とのこと。当会社はそこから車で1時間近く離れているので、その時点で本日の手続き完了は事実上不可能であることが判明。泣く泣く本日中の手続きを諦めた。

世間ではハンコ不要論が跋扈する今日この頃。ただ、こんな経験をしているのに何なのだが、やはりハンコ要、不要をそんな単純な二元論で議論するのは不健康だと思う。ハンコの中には残すべきものもあるはずだし、役所の業務においても生産性を必要以上にもとめるのはそぐわない部分もあると思う。生産性改善を急ぎ過ぎると、国家は思わぬ落とし穴に嵌る気がしてならない。何事も中庸でいきたいと思う。