ご挨拶

東京で過ごす最後の週末。明後日が引っ越しなので、今日中に荷造りの殆どを完成させようと、朝食を取ってから、ラジオを聴きながら作業を進め、お昼前にはほぼ完成した。ただ、途中で段ボール箱が足りなそうなことに気づき、引っ越し会社に依頼すると、中古段ボールを無料で届けてくれるとのこと。早めに片付け開始して良かった。

天気予報を見るとどうやら明日は雨で一時強く降るらしい。東京を去る前に、お世話になった靖国神社と府中の大國魂神社にお参りに行きたいと思っていたので、降水確率の低い今日のうちにお参りに行くことにした。

たまたま安倍元首相が靖国神社参拝をされたとのニュースを目にした。首相在任期間中にもっと行って欲しかった。もう日本を取り戻すとか、憲法改正とか言って欲しくない。空しく響くだけだから。拉致被害者奪還の活動をされている方が、安倍元首相はマーケティングに長けていたとおっしゃっていたが、確かにすべてやるやる詐欺だったのかなと。結果だけ見ればそういうことになる。

それはさておき、九段下の駅から地上に出て、交差点の前にそびえる大鳥居は、いつ見ても圧巻。やはり、お参りして良かったと思う。気持ちが洗われる。パール判事の有名な言葉も、英文であらためて確認することができた。東京裁判の不当性にたいする怒りが行間から伝わってくる。

帰りは、自宅を通り越して府中の大國魂神社にお参りへ。駅前のけやき通り、景観豊かな社殿。辛い時お参りにきて癒されたことを思い出す。本当に素敵な神社に巡り合えて幸せだ。

長い東京暮らしも本当にThe End。悲喜こもごもの東京人生だったが、総括すれば本当に充実していたと思う。人生第2ラウンドは、滅亡一直線の日本で歩むことになるのか、あるいは一発逆転上り坂に向けて動き出す日本で過ごすのか。いずれにしても楽しもう。