内なる方へ

今日は昭和の日ということで仕事は休み。とはいえ、外出自粛が叫ばれる異常事態宣言下においては、家から気軽に出れるわけでもなく、おまけにずっと家で働いているから、祝日と言われてもピンとこない。事実、今日もいつものように朝のルーティーンを済ませてからは、お昼まで仕事をしていた。GW明けの多忙な日々を想像すると、この時点である程度やれることは済ませておきたいから。

元来内向きの自分にとって、今回の新型コロナウィルスによる外出自粛はさほどの影響はなかった。最近ふと思ったが、周りの人も自分と同じように巣籠もりしているせいか、自分の篭もり生活に対する心理的な引け目が消えたようで、精神的ストレスが減ったような気がする。無意識に、あまり社交的でない自分に負い目を感じていたのかも。所謂、内キャラ復権の恩恵に預かっているのかもしれない。

このような環境下、当然人々の生活は内向きになる。外出できないのだから、家の中でいかに人生を楽しむかを考える。そして、興味深いのが、その過程で、自分自身にベクトルを向ける人が増えているらしいということである。多くの人が自分の健康管理、体力アップ、学習など自分自身にフォーカスを当て始めているようである。

自分も、今は読書が楽しくて仕方ない。正確には、学んで自分の成長を実感できる瞬間が愉快で仕方ない。新型コロナウィルスによる自粛を余儀なくされているこの期間をどう過ごすか。今後の人生を大きく左右することになりそうだ。