在宅勤務

コロナウィルスの感染はいまだ終息の気配も見えず、公立小学校の休校、イベントの中止、在宅勤務採用等、社会生活への影響もじわりじわりと広がりつつある。勤務先は、以前から働き改革に注力しており、社員の15％位は在宅勤務をできる環境にある。自分も今年から週一で在宅勤務を行っているが、コロナウィルス対策ということで、今秋から週2日の在宅勤務が許可された。

在宅のお陰で何がありがたいと言えば、普段往復2時間以上費やす通勤時間を、勉強に充てることができることだ。もちろん、電車の中でもある程度勉強はできるのであるが、朝のラッシュ時はスマホすら見ることが出来ない時もあり、そうなると勉強も難しい。また、弁当男子の私としては、在宅に日は、自分で作った料理を出来立て熱々状態で食べれることもうれしい。こうなると、朝からテンション高くなる。ちなみに、今日は義母からいただいた牛肉を使て、文字通り焼き肉。これが本当においしかった。

一方、今後さらに在宅勤務が認められ、会社に来る必要があるのは週1日のみなんて時代が来ることを想像してみたところ、服の必要性が相当下がるのではと思った。基本、会社に行かないから普段着のみで日々の生活は事足りる。おまけに、物品購入もアマゾン等ECを使えば宅配便で家まで届けてもらえるから外出の機会がさらに減る。そうなれば、ますます外出用の服の出番が減ってくる。おしゃれなんて超物好きの間での娯楽になってしまうと思う。自分のような週末を勉強と運動でほぼ使い切ってしまうタイプの人間には、服なんて不要だ。現に、必死で入手したUNIQLO Uの新作も、会社へ行かなければ、一体いつ出番があるというのか。

最近の調査によれば、近年、高齢者以外は以前ほど”動かない”ようになっているらしい。確かに、車は持たない、物は宅配で済ませる、など、動かない方向に人類は進んでいると思う。今後その傾向は強まると思う。そんな時代だからこそ、思考法含めフットワーク軽い人間でいたいと思う。なんだかんだ言って、人間だって動物だ。動物としての勘を失わないためにも。