silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

信用創造の限界

説明を聞いた時には解ったと思うのに、少し時間が経つと忘れる、あるいは細かいところつっこまれると答えられなくなる経験って、誰しもあると思う。自分の場合もいくつか、いやもっとたくさんある。その典型がこれ、信用創造

預金者が銀行にお金を預けた直後にそのお金を全額引き出すことなんてケースはそうないものだ。だから、銀行はそのお金の一部を日銀に法定準備率に沿った額を預け、残ったほぼ全額を別の人に貸す。貸すと言っても預金をそのまま渡すわけではなく、その人の預金通帳にxxx円と打ち込むだけだ。そうすると、預金者が預けた金額が元手となり、この二人の預金通帳の合計残高は元手の2倍近くになっている。こうして預金額を増やしていくことを信用創造と言う(あっているかな?)。ここで預金が増えた立役者は、お金を借りた人である。彼が借りなければ信用創造それじたいがまず起きない。つまり、借金しないとお金は増えないのである。

ここまではある程度理解したいたが、今日のYouTubeで驚愕の事実を知った。日本経済におけるこの立役者はもう民間企業ではないのだ。お金を借りてビジネスやろうなんて企業の数は景気に影響されるし第一少子高齢化の日本で、未来永劫借金する人が増えるなってありえない。では誰が借りているのか?日本政府だ。国債発行している政府だ。ということは、日本の経済を回すには日本政府は借金を返済してはいけないということになる。

これって、恐ろしい事実だ。金融システムというか、理論自体が間違っている、あるいはもう通じないことに人々が気づき始めたということだ。新しい金融システムが待ち遠しい。