silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

お彼岸

お彼岸となれば、親戚一同我が家に集合し、お墓詣り。物心ついたころから、それが実家のしきたりだった。養豚業を営みながら、親戚の叔父、叔母、そして従妹たちを相手するという至難の技をこなしてきた祖母、そして母も亡くなると、次第にその集まりもこじんまりとしたものになってきた。最近は、家には顔を出さず、墓地に直接集合し、お墓詣りを済ませ、お店で食事して解散。そんな流れに変わってきた。

それでも、東京で一人暮らしの自分にとって、お彼岸は昔可愛がってくれた叔父や叔母にまとめて会える数少ない機会である。そんなわけで、昨夜帰省して、今日、親戚のみんなと一緒にお墓参りに行ってきた。昨日は強風で大変だったらしいが、今日は打って変わって風もなく穏やかな一日となった。墓地に向かうと、入口のところにすでに叔父、叔母が集まっていた。人のことは言えないが、皆さん後期高齢者突入ということで、さすがに年だなぁと思ったが、話してみると、結構元気なので嬉しくなった。特に叔母さん達はよくしゃべる。ある叔母さんは、頭に血栓のようなものが出来たらしく、手術も覚悟せざるを得ないような状況だったらしいが、幸い、漢方薬が奇跡レベルで効いてくれたお陰で、手術することなく全快したとのこと。病気の理由を聞いたら、乗馬を終えた後、普段の癖でキャップを取って厩舎の中を歩いているときに、頭を思いきり鉄の棒にぶつけたことが原因らしい。この年で乗馬しているとは。。。その方が驚いたかも。

お昼はみんなで円仁庵という真言宗にゆかりのあるお蕎麦屋さんでお蕎麦と天ぷらをいただいた。子供のころお世話になった皆さんと、こうして食事できるのはとても嬉しいし、とても癒された。数年前に叔父二人が立て続けに亡くなり、集まりの規模も縮小したのは寂しいが、まだまだ残されたみんな元気だ。自分も守りに入ることなく、もう一花咲かせようと思った。何か、それが両親、親戚皆さんへの恩返しなのかなと思う。まずは、PORCHE買って驚かせよう。まだまだいい仕事しないと。