silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

理想的な最期

今日は3月1日。月初めということは、そうファーストデーで映画が1,200円で観られる特典日なのである。今年からファーストデーは休みを取って映画を見ることにした。先月はえんとつ町プペルの副音声目当ての2回目鑑賞、通称2プぺ目、そして今日は柄本 佑さん主演の痛くない死に方を観てきた。

終末医療を自宅で受けて最期を迎えることを望む患者さんの治療を専門で行う医師と患者、そしてその家族達、それぞれが抱える苦悩や感謝の思いが描かれていて、とてもいい話だった。子供のいない自分としては、常々周りの人に迷惑を掛けないような最期の迎え方を考えると同時に、死に方についてもたまに考えることが増えてきた。死に方については選べるものではないから、あまり多くを考えても意味がないのだろうが、1つだけどうしても嫌なことがある。それは、痛い死に方である。それを避けるのがまず大命題だ。とにかく痛いのは嫌なのだ。

そんなことを考えているときたまたまこの映画の存在を知ったので早速飛びついたわけである。近くの映画館で上映しているのも幸いだった。長尾和弘さんという実在の在宅医の話に基づいているそうだが、こんな素晴らしい先生が近くにいれば、是非ともお願いしたいと思った。また、リビングウィルの作成も重要だと思った。

縁があって生まれてきたこの人生。辛いことも多かった人生で、最後の幕引きにおいても痛い目に合うなんんてまっぴらごめんだ。人間としての尊厳を維持しながら旅立ちたいと思う。