目に余る利権争い
海の向こうの本社から、温室効果ガス排出量を抑えるような商品の販売実績を報告するよう指示が来た。どうやらその実績値をもとに、今後どの程度このような所謂エコ商品の売り上げを伸ばすか考えろと言われそうな気がする。今や、ガソリン車は悪者で10年もすれば電気自動車にかなり取って代わられてしまうのだろう。そうなったら、ガソリン車製造販売メンテにかかわっている産業に従事する人達が軒並み失業となる。受け皿なんてそう簡単に出てくるわけないし、日本にとっては一大事である。おまけに、そこまでして日本国として享受できる利点があるのかと言われればNoと言わざるを得ない。単に中東をはじめとする石油富豪を凋落させようとしているだけの話で、要は産業界の覇権争いにしか過ぎないと思っている。
政府に目を向ければ、相も変わらず属国精神全開の施策ラッシュ。セキュリティー政策そっちのけでデジタル庁とやらが政府の行政機関のデジタル化を進めている。ご親切に国のシステムだというのにクラウドはAWSを使うそうである。パーラーじゃないけど、いつバッサリとデータを消すと脅されるかもしれないというのに。
所詮すべてが覇権争い。騙されないようにしよう。