silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

送別会の無い退職

20年も勤めているといろんな人に出会う。そしてその多くの社員が転職していった。自分と同期入社の社員はもう両手でお釣りがくるほどしかいない。昭和の古き良き時代の象徴だった終身雇用は名実ともに消滅しつつある今日。私のように長く勤めている者は基本変わり者だろう。

入社したころは、日本社会も構造改革による弊害が今ほど表面化していなかったので、まだまだ無駄が許される状況だった。少なくとも自分の会社はそうだった。昼食後のコーヒーを1時間近く楽しんでも叱られることもなく、同僚の中に誕生日の人がいれば、サプライズでバースデーランチを企画したり、週末は夜通しで飲んで歌って騒いでという具合に、本当に楽しかったし、ろくでもないが楽しい仲間とも出会えた。

そんな仲間の一人が退職することになり今日が最終出社だった。彼とは会社のイベントで一緒に歌った中。自分がアコギで、彼がエレキギター。会社の20周年パーティーでおオアシスのDon't look back in angerの替え歌を大勢の社員の前で熱唱したのは大切な思い出。

そんな彼が会社を去っていくというのに、新型コロナウィルスの影響で送別会も開けないとは、何と悔しく寂しいことか。この悔しさをバネになんとか前向きの方向に変えていきたい。まずは自分から仕掛けていくようにしよう。下を向いている時間はないのだから。