目が覚めた仕事始め

例年仕事の山は１１月下旬。それを乗り越えると年末に向かって仕事量も徐々に減っていき、そのまま年末年始の休みに突入。とは言え、毎年何かしら業務が発生してそんな簡単に年末を迎えることは出来ないのだが、幸運なことに今年は１２月中旬以降突発的な業務は発生せず、１２月２５日から１月３日まで、正真正銘の年末休暇を取ることが出来た。

コロナ禍であろうとなかろうと基本的にインドア派の自分にとっての楽しみは読書。知識量が圧倒的に少ない自分は、逆に考えれば伸びしろが有り余っている訳で、読書を通じて干上がった大地が水をあっという間に吸い込むように知識を吸収している。とは言え、蒸発してしまう知識が多すぎて困っているのも事実である。

休み中は図書館で借りた原発、グローバリズム、そして日本の国土に関する合計３冊含め５冊ほどを読破した。中でも原発に関する本は原発無知の自分にとっては、その仕組みや日本のエネルギー対策を考える上でとても参考になった。

毎年冬休み中でも仕事をするのだが、思い切って仕事を一切せずに読書に耽ってみたが、それは正に至福の時だった。とはいえ、現実はそれほど甘くない。仕事から遠ざかっていたせいか、設定していた会議の準備をすっかり忘れており、会議の前日夜１０時過ぎに気づき、慌てて作業を進め、何とか会議直前に体裁を整えることができた。やはり因果応報。遊ぶときはそれなりに覚悟が必要だ。明日から気を引き締めて行こうと思う。