silky6の日記

こんにちは。このブログは、silky6が日々の生活で気になったことを気ままに書き連ねています。

実家で迎える大晦日

遂にコロナイヤーとも言える2020年が幕を閉じる。例年なら東京から2時間ほどかけて高速飛ばしての里帰りとなるのだが、引越し後初の大晦日となる今回は、隣町からたった15分で実家に着くことができる。お陰で自宅でゆっくり夕方迄読書に耽ることが出来た。

晦日に丁度読み終えたのがグローバリズムに関する作品で、かれこれ6年前の作品になるけど、今後の東アジアの勢力争いを展望する上でとても勉強になった。時代背景としてはオバマ政権2期目でまだトランプ大統領出現前の状況。オバマ政権1期目の理想主義はなりを潜め、中国との関係を最優先に考え、バランスオブパワーの最適解を模索し始めたところ。その時点で、既に日本の将来にどす黒い雲が広がることを予見されていた。

その後今に至るまで著者が懸念した以上のスピードで、ありとあらゆる面で弱体化した日本。その異様な没落ぶりは意図的になされている感満載である。その不気味さは、あの大東亜戦争における共産主義者の暗躍ぶりを彷彿とさせる。

いや、グローバリズムに蹂躙される前に何か出来ることがあるはず。目の前の愛情たっぷりの年越し蕎麦を当たり前のように毎年食べ続けられるように、来年ももっと努力しようと思う。